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だれとく

【Wii】

Wiiからドラクエ25周年企画として
ロト三部作をパッケージングしたタイトルが発表されました。
ファーストインプレッションは、すっごく心を動かされたんですけど。

これ、FC版とSFC版をそのままエミュレートしたものなんですよね。
それをWiiで出すって、誰得なの?

リメイクでWii、だったら100点満点に近かったと思うんですけど、
昔の素材そのままならバーチャルコンソールで出せばいい事だし、
どうせフルプライスで出すでしょうから、バラでVCで買えるのがベストだったはずです。

もっと言えば、PSPで遊べるのが私が最も求める答えですが、
DSで出すとか、もし3DSで出していれば
散々呆れて叩いている私でも本体買いしていたかもしれないです。

それだけ、DQ3は私にとって思い出のゲームなので。

なのに、レトロゲーをそのままの形で、
しかもWiiでしか遊べないってのは一体誰得なんだろう…。

パッケージの中にGBC版が含まれていないのは、
今後3DSで行う予定の、GBシリーズのVC化のためなのかな、と勘繰ってしまうし…。

今回のコレクションで喜んでいる方は、その根拠を教えてください。

【SRC】

今回の記事は、私信みたいなものです。

MARIMOさんのおかげで、
すまぼさんがSRCでゲームを作っていたことを知りました。
まずはそこに、ありがとうございます!

PCを新調してから、マイPCにはSRC本体が存在していなかったのですが
ゲームファイル込みで、さっそくDLして遊んでみました。

話は途中で変わりますが、
最近注目していたとある個人のゲームの実況動画が私情によって
今週中に公開が停止されることが決定してしまいました。

個人創作の場において、外的要因で公開が停止、制作が頓挫する理由には
実益が絡む金銭的理由とか、男女関係の異性トラブルが理由だとか、
そうした側面から作者が叩かれて終わる、というものが多いのですが。

今回も、その男女関係のトラブルで製作者が叩かれて終わる、というものでした。

で、作者の弁では「利用者の皆様を不快にさせるとともに、ご迷惑をおかけしました」
という言葉と共に作品の公開や制作が終わってしまうものなんですけど。

ちょっと待ってくれよと。

そんな事で不満や抗議の声を上げるのが、
どれだけ一部の人間なのか、考えたことがあるのかと。

ネット上でのアンチの声は、ごくごく少数によるものがほとんどですし、
たったひとりで最大限に目立つようにアンチ発言を拡散することもできるわけです。

もっと言えば、クレーマーの声はどんな時も感情的で大きいものですが、
満足したり、好意的に見ている人間はそうそう声を上げないものなんですよ。
あなたの動画の、閲覧数をちゃんと見てくれよ、と。

その全員が、コメントを残していると思いますか。
その全員が、アンチに回ると思いますか。

あるわけないんですよ。

それも、企業がらみでもない、個人の制作の場においては
アンチなんて10本の指に収まる程度の規模にしか膨らまないですよ。
2chのアンチスレなんて、ごくごく少数の、同じメンツで1000レス回してるようなものなんだし。

製作者も人間ですから、10人が好意的に受け止めても、
たった1人がアンチに回って酷いコメントを残していたら、
心が深く傷ついて制作、創作をやめたくなる理由もわかるんですけど。

アンチの何倍もの人間が動画公開を楽しみにしていて、
これからも、なんらかのきっかけでファンになる方が生まれる機会も多いはずなのに、
公開そのものを止めてしまうってのは一体どうなんだろうと。

本当に、視聴者に対して迷惑をかけた、という言葉が真心ならば
公開停止なんてのがまったくもって英断ではないというのはわかるはずなんですけどね。

で、話はSRCに戻りますけど。

やっぱり、個人創作の場ですから
前述した外的要因や理由に関わらず、
リアル生活の事情とか、モチベの変化で制作、公開停止になるケースは多いです。

ここからは個人的な感情だけで書かせてもらいますけど。

好きな作品が公開停止になるのって、すっごく残念です。
心から残念。

だけど、その残念な気持ちは次第に怒りへと変わっていくんですよね。
一度出したものをひっこめるくらいなら、初めから出すなと。
それがどれだけ理不尽な気持ちなのかもわかってるんですけど。

その作品が好きだ、という度合いが強いほど、やはり腹が立つ。

なので、SRCに関しては完結したものにしか触れなくなった時期がありました
(いまはほぼ遊んでなかったので、この話題に触れる資格はないかもしれません)。

途中まで進んで、一話から作り直すとか、
一番堪えるケースだと製作停止、公開停止になってしまうとか、
やっぱり悲しいんです。残念なんです。

気持ちの上では理解できても、納得するには時間がかかります。

なので、途中で作者的に思うところはあっても、
一定のゴールにはまず辿り着いてほしいなあと、
ひとりのプレイヤとしては、そう考えるわけです。

私も創作の側に回る機会がある人間だからこそ、
この主張が自分勝手、ひとりよがりである事がわかってるんですけどね。

どんな形でもいいから、完結はしてほしい。
要望とかクレームとか、そんなんじゃなくて、願いです。

すっごく興味はあるんだけど、完結するのを待ってるよ、というSRCタイトルは
実は(と含みを持たせるほどじゃないが)たっくさんあります。
たくさんあって待ってるうちに、SRC自体触れる機会がなくなったのが本音です。

プレイヤが待ってるのはさ、更新はもちろんだけど、完結なんだよやっぱり。

と、ここでようやくすまぼさんの作品の話に戻る。
以下は、普通の感想です。

これね、ストーリーとかシステム的な部分以上に
すまぼさんとの思い出でが色々と蘇って、クスクス笑ってしまいます。

「スーパーロボット大戦ファン倶楽部」というサイトで用意されていた、
お絵かき掲示板でのたくさんの思い出。

あの当時を知っていた方なら、すまぼさん全然変わってないなーと感じる
(このSRC作品がいつ頃制作されたものなのかはわからないけど)。

原作アニメを軽くパロったような、ギャグエッセンスのイラストが多かったのですが
それをSRC仕立てにまとめるとこうなるだろうなあ、という
いわば自己オマージュ、自己パロディの集大成みたいな内容になってます。

でもだったら、マッチョなブレンも出して欲しかったなとか、
本当個人的なファン視点での欲求も生まれてくるんですけど。

ストーリーに関しては、これぞ正しい二次創作、という印象が強いです。
これくらいはっちゃけてもいいと思うんです。
二次創作ってのは、どこまでいってもファンタイトルなんだから。

原作ぽいことを、自分の手の平の上で転がしたい、というのも素直な感性ですが
原作を題材に、好き放題やってしまうのも、二次創作の醍醐味だと思います。

SRC全体で見れば、邪道というかマイノリティなスタンスかもしれませんが
こうしたギャグエッセンス作品に日が当たるのも、良い事ですね。

久し振りにSRCを起動したら、いろいろ思い出して、
先の動画問題も含めて、感慨深くて長い記事になってしまいました。

各所各人に対していろいろと失礼なことも書いたと思いますが、
抗議の文章ではないので「ごめんなさい」という言葉はいらないです。
それ以上に、作品には楽しませていただいて「ありがとう」という気持ちが強いので。

ですが、今後の作品づくりのバネの一部分にしてもらえたら嬉しいです。

好きなものは、好き。
だからこそ、反動があるのかもしれない。

そう考えると、アンチの暴走した行動も若干は、理解できる部分があります。
by onihito | 2011-05-12 11:22
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